はじめに
これまでリミックスポイントに関する記事は複数書いてきましたね
その中ではテクニカル分析や他の仮想通貨関連銘柄との比較、さらには仮想通貨市場との相関性を考えてきて長期的に見たらかなり将来は明るいと判断してきました
もちろん、それについては今も全く同じ考えです
とはいえ、投資家の皆様にとって一番重要であるのは株価上昇によりキャピタルゲインを得ることではないでしょうか
そこで…
「なぜリミックスポイントの株価は上がらないのか」
これについて考えたいと思いました
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リミックスポイントの短期的な株価変動に疑問を持った理由
なぜリミックスポイントの株価が上がらないのか
これについては多くの人が疑問に持っていると思われますが、その根拠がGoogleやYahoo!の検索ページにあります

こちらはYahoo!の検索画面にて「リミックスポイント」と打ち込んだ後に出てくる候補一覧になります
二言目にはリミックスポイントに関連する言葉が並んでいますが、最も上位に表示されているのは
「リミックスポイント 空売り」
つまり、このキーワードで検索されている数が非常に多い、言い換えると株価の短期的な動きに疑問を持っている人が非常に多いことが容易に想像出来ますね

続いて、リミックスポイントという言葉の後に「空売り」と入力すると3つの候補が出てきました
- 空売り規制
- 空売り残
- 空売り残高
というわけで、今回の記事ではリミックスポイントの「空売り規制」「空売り残高」について考え、その現場についてお話し出来ればと思います
その前に、これまで書いてきた記事を掲載しておくので、まだ読んだことがないという方やもう一度読んでおきたいという方についてはぜひ目を通してみてください
リミックスポイントに関する過去の記事
以上、関連記事を4つ掲載しております
特に一番上の記事については爆発的に読まれた記事ですのでぜひご参考までに
では、ここからリミックスポイントの「空売り規制」と「空売り残高」について解説していきますが、まずはこれらの言葉自体よく分からないよという人のために、それらについての説明も掲載しておきますね
「空売り規制」「空売り残高」とは?
「空売り規制」とは?
お客様が行う51単元(※1)以上の信用新規売り注文を、直近公表価格以下(成行注文も含む)で発注することは、金融商品取引法施行令により禁止されており、これを「空売り規制(価格規制)」と言います。
引用元:マネックス証券HP(https://info.monex.co.jp/margin-trade/faq/faq11.html)
この空売り規制(価格規制)は、各銘柄について、取引時間中に「トリガー値段」(※2)以下の株価で約定した直後から適用され、翌日の取引終了時点までが規制の適用期間となります(※3)。
価格規制が適用されている銘柄は、51単元(※1)以上の信用新規売り注文を、「直近公表価格以下(成行注文も含む)」で発注することは禁止されます。
ただし、株価の上昇局面においては、直近公表価格と「同値」で発注することは可能です。
なお、価格規制の適用期間において、50単元以下の株数を短時間に連続して信用新規売りをした場合、本来51単元以上でまとめて発注すべきものを、空売り規制を回避するために意図的に分割して発注したものとみなされ、違反行為に該当する場合がありますので、ご注意ください。
また、信用新規売り注文は、「価格規制の適用前」においても、直近公表価格よりも低い指値で注文することは可能ですが、「成行注文」や「トリガー値段以下での指値注文」を発注することはできませんので、ご留意ください。
※1: 51単元とは、売買単位が100株の銘柄の場合、5,100株を指します。
※2: 「トリガー値段」=「当日基準値段」×(1-10%)
※3: 東証が主市場銘柄の場合
「空売り残高」とは?
「空売り残高」とは、信用取引で空売りされたまま、買い戻されていない売り建ての累計(残高)のことです。売り残と略されることもありますが、信用買い残高(買い残)と合わせて「信用残高(信用残)」と呼ばれています。信用残高情報から売り需要と買い需要を読み取り、取引のタイミングを探ることが可能です。信用残高情報の見方について分かりやすく解説します。
引用元:SMBC日興證券HP(https://www.smbcnikko.co.jp/products/stock/margin/knowledge/017.html)
リミックスポイントの空売り規制について

参照:https://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/Companyfile/margin_short-selling_regulation.html#
こちらが6月11日付の空売り規制銘柄一覧となっています
この中にはリミックスポイントの名前はありません
この銘柄に投資している人なら空売り規制については毎日チェックしている方が多いとは思いますが、現場リミックスポイントに空売り規制は出ていないので今の段階でこのことについては考えなくて良さそうですね
リミックスポイントの空売り残高について

こちらは過去1ヶ月間の空売り残高と出来高の推移になります
これだけでは分かりづらいので、どのタイミングで出来高が増加し空売り残高に動きがあったのかをチャートと比較して見ていきましょう

こちらがリミックスポイントの1ヶ月分のチャートになります
2つを比較すると出来高が急増していたのは株価が300円→400円へと高騰していた時期と重なりますがこれについては普段テクニカル分析をしていなくても自然の流れだと分かると思います(だからパス)
空売り残高についてはこの1ヶ月、落ち込んだタイミングで買い戻しが行われ、そして短期的な天井を打ったタイミングで空売りが増加していますがこれについてもごくごく自然の動きと言えます
ここで問題となるのは5月末〜現在に至るまで、株価が落ち込んでいるのにも関わらず空売りが増加しているという事実です
普通の動きであれば、落ち込んだタイミングでは少なからず買い戻しの動きがあっても良いのですが、それとは逆の動きをしているということです
ですので、短期的な目線で見るとリミックスポイントに関してはまだ底をついていないと機関投資家は判断していると考えることが出来ますね
もちろん、何度も申し上げているように長期的に見ればお先が明るいのは現段階ではほぼほぼ間違いないと考えています(仮想通貨市場の今後にもよりますが)
では具体的にどの機関がどのような動きをしているのかについて見ていきましょう

ここ1ヶ月、株価変動と空売りの動きに疑問があるのは5月末からですので、その機関に絞りました
- Deutsche Bank London:1372900株
- JPモルガン証券:1608067株
- GOLDMAN SACHS:903000株
特に多いのはこの3つの期間になりますが、ゴールドマン・サックス証券についてはこの数日で空売り残高が30万株ほど増加しているのが気になるところではありますね
ただ、空売りをするということは今後必ず買い戻すタイミングがあるということなので、空売り残高の増加=絶望ということではなく、むしろ何年という長いスパンとの相関性はほぼほぼ考えられないのでその点については安心してください
短期的には落ち込んでいて「そろそろ底か?」と勝手に判断するのではなく、株価の流れを作り出している機関投資家の動きについても日頃から気にして見ることが重要になってきますので参考までに
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