日経新聞を読んでも全く意味がない

   

今回は、普段私が実際に行なっている投資関連情報の収集方法について書いていきたいと思います。見出しにいきなり「日経新聞を読んでも全く意味がない」と書いているので、中には「論外だ」「日経新聞は社会人の常識」などという批判が飛んできそうです…。当然、私も日経新聞を有料で読んでいた時期はありましたが、2ヶ月で解約しました。ちなみに、私の場合は紙媒体ではなく電子版のみの購読であったため月額料金は4000円でした(紙媒体は5000円)。ということで、情報収集の方法を書いていく前に日経新聞をなぜ解約したのかについて簡単に書いていきたいと思います。考え方には個人差があるため、一消費者の意見として流し読みしていただいて構いません

理由は1つだけで「4000円も支払う価値がなかったから」です。ビジネスマンとりわけ金融機関に勤めている人であれば半強制的に会社側から日経新聞の購読を勧められるかと思いますが…それは何のために?このブログは投資関連のものなので証券会社にフォーカスして書いていくことにします。例えば、証券会社の営業マンであれば、自分のお客さん(企業の社長など)と経済について話す機会は非常に多いと思います。むしろ、お客さんの方から日経新聞のある記事について話を振られるかもしれませんね

自分が投資をしていることも関係して、日常生活の中で投資・経済についての話をする機会は非常に多い(専業投資家・証券マン・銀行員など)のですが、そこで気付いたのは専業投資家とサラリーマンを比較した際のニュースに対する着眼点です。まず、専業投資家はその投資手法にも寄りますが(デイトレーダー・配当目的など)、自分なりの相場観をしっかり持っているということです。つまり、日経新聞に当てはめるのであれば、関連性のない記事全てに目を通すのではなく、膨大な情報の中から複数の記事をピックアップしていますがそれら全てに関連性があるということです

それに対してサラリーマン。「とりあえず日経新聞の1面から目を通しとくか。」、私のイメージ的にはこんな感じです。限られた時間の中でその全てに目を通すことは不可能に近く、重要な情報を見つけることは非常に困難であると思います。電車の中で新聞を広げているサラリーマン・朝食をとりながら新聞に目を通す人、仮に彼らがその全てを読めたとして何も得られないと思っています。おそらく、「昨日起きた事実」「その事実に伴う株価への影響」くらいは分かるかもしれないですね。ただ、私としてはそれらの情報を得たところで「だから?」と思ってしまうだけなんです

株式投資やFXを経験したことがある人であればお分かりになると思いますが、投資においては「先行者利益」「市場の織込み度合い」が非常に重要になってきます。日経新聞にでる情報というのは既に全ての投資家にとどまらず、全ての消費者が知っている情報であると考えるべきであり、そのことを考えると“日経新聞を読むこと”に意味があるのではなく“日経新聞を読んだ上で今後の相場を占う”ということに意味があることになります。機械的にメディアに向き合うのではなく、自分の強みを磨くためのツールとして活用することをオススメします

日経新聞を“自分の強みを磨くためのツール”と表現しましたが、投資家にはそれぞれ自分の強みがあります。例えば、「IT関連」「デイトレード」「移動平均線」などキーワードが浮かび上がってくると思いますが、そのように自分自身のストロングポイントが理解できていれば必然的にメディアの使い方も変わってくるのではないでしょうか?ちなみに、私はテーマ関連株が苦手で避ける傾向にあるので、そこに強みを感じている人がいればお教えして欲しいです

   

【知らないと損】投資は情報戦!効率的に質の高い情報を得ることの出来るサイトを紹介

ここまで日経新聞について随分長いこと話してしまいましたが、ここからは本題に戻って「私なりの投資情報の収集方法」「使っているアプリや投資情報サイト」の紹介に移っていきたいと思います。この後のフローとしては次の通りです。「普段活用しているアプリ・情報サイトの紹介」「情報収集の際に意識している点」、この2つに力点を置いて書いていきたいと思います

https://www.bloomberg.co.jp/

多くの金融関係者・投資家も目を通していると思いますが、私も最も活用しているサイトの1つが「ブルームバーグ(Bloomberg)」になります。こちらのサイトでは国内外の重大ニュースやマーケット情報が随時配信されています。これまでにも多くのサイトに目を通したことがありますが、ブルームバーグを読んでみて最も良いポイントは機関投資家の動きを把握しやすいということにあります。近所の友人(資産100万円と仮定)が「○○株式会社の株を大量に買った」と話してきたとして、その友人の言う“大量に”というものには想像がつきますし、ましてやそれが市場に与える影響は皆無に等しいです。それに対して「ゴールドマン・サックス証券が○○株式会社の株を大量に空売りしている」などといった情報が入ってきたらどうでしょう?そして、その時に○○株式会社の株価が上昇傾向だったら「あれ?」って思いませんか?

機関投資家は一撃が半端なく大きい、それに加えて今後の相場動向を考える上で重要な指標になってきます。以前の記事でダウ理論とRSIを活用したダイバージェンス(矛盾)について書きましたが、このような形で市場が織込んでいない矛盾を発見できるかもしれません。日経新聞であれば、例えば「信託銀行の保有残高変動」などに目を通酢などであり、それは明るみになったどっかの企業の不祥事よりも全然自分のためになると思っています

このようにブルームバーグは複数の言語に対応しており、またサイトの構成自体も分かりやすく地域別・カテゴリ別の記事に絞ることも可能になっているので、必要な情報を必要なだけ得ることが出来ます。最近の国内市場は特に海外の影響を強く受けている傾向にあるので、「海外機関投資家の動き」「海外投資家が注目しているポイント」「それらが国内市場に与えている影響」「経済の方向性」などあらゆることを関連づけて考えることが可能になります。ちなみに、私はビジネス英語が苦手なので日本語版にしか対応しておりません(通訳募集中)。

https://karauri.net

2つ目のサイトは「機関投資家 空売り残高」と検索してもらって1番上に出てくる「空売りネット」というサイトです。こちらは、個別銘柄に対する機関投資家の空売り残高情報の詳細を見るとこが出来るサイトになっています。先ほども触れたように、投資をする上でマーケットに大きな影響を与える機関投資家の動きを見逃すことは出来ませんので、私にとっては必須情報となっています。こちらのサイトの活用方法について書く前に1つだけどうしても言いたいことが…。Google検索エンジンで「機関投資家 空売り残高」と検索したところ…なんと1ページ目の7番目に私の記事がヒットするようになっていました(まじで今日知った)。まだ読んでいない人のためにリンクを下に貼り付けておきましたが、最近こちらの記事のアクセス数がかなり伸びていたので不思議に思っていたのですが、こういうことだったんですね

https://fundpressss.com/archives/804

先ほど紹介した空売りネットにアクセスしていただくと最初に上の画像のような画面が出てきます。私が普段使用しているのは「空売りランキング」と「検索」がほとんどになります。これからそれぞれについて、どのような形で機関投資家の空売り状況を把握することが出来るのかについて解説していきたいと思います

まず初めに「空売りランキング」から見ていきたいと思います。「空売りランキング」という部分をクリックしていただくと、上のような画面に飛ばされます。「空売り比率ランキング」「空売り残高ランキング」「空売り増加率ランキング」「空売り減少率ランキング」の4区分がありますが、私が特に注目しているのは「空売り増加率ランキング」「空売り減少率ランキング」です。「空売り残高ランキング」に関しては中長期投資家の方であればトレンドの方向性を見定めるのに上手く活用することが出来ると思いますが、私が株式投資をする際には基本的にデイトレードになるので、これを使う機会はなかなかありません。それに対して「空売り増加率ランキング」「空売り減少率ランキング」に関しては、短期・中期のどちらの目線であっても近いうちのトレンド転換が発生する銘柄を発見できる可能性が非常に大きくなっているので毎日目を通すことをオススメします

続いて「検索」について。今回は実際に“ソフトバンク株式会社”の例を使って見方を説明していきたいと思いますので、検索欄に“9434”と入力して検索ボタンをポチッと。すると以下の画面に移行します

めちゃめちゃ見やすくないですか?具体的に「どの機関投資家が」「何月何日に」「どれくらいの数量を」「空売りしたのかor買い戻したのか」を一目で確認することが出来るわけです。それと実際のチャート・株価を照らし合わせて分析することで「現在の株価推移との関係性」「トレンド転換点までの距離感」「株価の水準感」などを読み取ることが出来るようになります

ここまでで「ブルームバーグ」と「空売りネット」の2つを紹介してきました。他にも紹介したいサイトは複数あるのですが、記事の文字数が4000字に近づき読者の皆様も疲れていると思うので(本当は書くのが大変)、この続きは“後編”にて更新したいと思います。それまでの間はブルームバーグや空売りネットに目を通して見て今後の投資分析に役立つように色々調べて見てください

ブログ購読登録はこちら

1,908人の購読者に加わりましょう