【後編】株式投資の情報収集に最適なサイトの紹介と、本当に役立つニュースの読み方について

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【前編】の内容について

https://fundpressss.com/archives/2279

今回は前回記事(https://fundpressss.com/archives/2279)の続きで投資関連情報の収集方法について書いていきたいと思います。記事冒頭部分にも貼り付けていますが、まだ【前編】をお読みでない方についてはまずはそちらに目を通して見てください。とはいえ、「そんなの面倒くさいよ」という方のために簡単に前回の内容についてまとめるところから入りたいと思います

前回紹介したのは「ブルームバーグ(Bloomberg)」と「空売りネット」の2サイトになります。ブルームバーグは金融機関に勤めている方や投資家の方には割と馴染み深い、ほとんどの人が読んでいるのではないかと思います。こちらでは国内外の経済ニュースやマーケット情報を入手することができ、マクロの視点で経済の大枠を掴むことが出来ます

もう1つの空売りネットについて。こちらは、個人的には株式投資家にとっては必須となるものだと思っています。前回の記事でもその理由については書いていますが、一言でまとめると「市場に圧倒的な影響力を持つ機関投資家の動きが明確になっているから」です。「どの機関投資家が」「何年何月何日に」「どの銘柄を」「どの程度」「空売りしたのか、もしくは買い戻したのか」を個別の銘柄ごとにチェックすることが出来るので、せめて自分が日頃チェックしている銘柄分については確認するようにしましょう

   

経済ニュースを読む前に必ずしなくてはならないこととは?

では、前回の内容確認は以上にして今回の内容に移っていきます。まずは、投資情報サイトを紹介する前に「ニュースを読む前にしておくべき準備」について書いていきたいと思います。おそらく勝てていない投資家の大半が出来ていないと思われますので…「俺/私、該当しちゃってるわ」という方については今日から意識して変わる必要がありますね

デイトレーダーについては例外になってしまいますが、その他の投資家(スイングトレーダーや中長期投資家)については自分なりの相場観を持っているでしょうか?もっと具体的に言うと1ヶ月後・3ヶ月後・半年後の日経平均株価について考えているでしょうか?ニュース記事を読む前に、あらかじめこのような中長期目線での経済動向・指数動向について考えておくだけで、内容の読み取り方は大きく変わってくると思います。仮に、何の準備もせずに「昨日こういう材料が出たから、今日の日経平均は下げるだろう」「昨日のNYダウは上昇したから日経も上がるだろう」といった考え方をしている人はアウトです。理由は簡単で、何日も前に仕込んでいるような状態でなければ今日の日経平均株価の動きは大して重要ではないからです

「じゃあどうやってニュースを読めば良いの?」ということなんですが、ニュース記事を目にすること=自分の相場観の答え合わせだと思って見てください。自分自身の中で「目標株価」「損切りライン」「トレンドの方向性」を定めた上で、後からニュース記事の発表があるようなイメージです。分かりやすい例でいうと日経平均株価やNYダウなどといった指数平均の推移ではないかと思います。世界で景気後退懸念が色濃くなり、さらに多くの外的要因によって先行きは不透明感を強めています。仮に皆さんが「中長期的に指数平均は下落方向に進む」と考えているのにも関わらず「指数が大きく上げている状態」であればどのように動きますか?信用取引をしているのであれば空売りという方法も考えられますし、現物のみの取引ということであれば様子見が一番です

「デイトレーダーは例外になる」という前置きをしたのは、デイトレーダーは中長期目線でのトレンドの影響をほとんど受けないほどの短い間にエントリーから決済までを済ませるからです。個人投資家の場合、周りの個人投資家と同じ速度で相場を読み取ったり考えているのであれば、おそらく利益を上げることは不可能に近いと思われます。個人投資家が買っている時は機関投資家は売り、個人投資家が売っている時には機関投資家が買い始めていると言われるように、仮に相場について織り込むのが“普通”であれば投資を諦めるか、もしくはデイトレードやスキャルピングなどの超短期取引に移行するしかないように思えます

Yahoo!ファイナンスの使い方1つで投資結果に大きな差が付く!?

https://jp.reuters.com

では、ここから普段私が使用しているサイトについて紹介していきたいと思います。1つ目は上にも画像を貼り付けていますがロイター通信(REUTERS)になります。こちらのサイトでは株式・為替・経済にまつわる幅広い情報を得ることが可能です。しかし、私はあくまでメインの情報源をブルームバーグに置き、ロイターで補足情報を得るといった形で活用しています。私は興味のない銘柄や業界についての記事はほとんど読むことがないので、その辺については実際に各々で比較して見てください

https://info.finance.yahoo.co.jp/ranking/?kd=56&mk=1

続いてはYahoo!掲示板(Yahoo!ファイナンス)になります。こちらは株式投資をしている方であれば大多数の方が気になる銘柄について調べているのではないかと思います。なので、使い方の説明などはしなくても良いかなと思いますが念のため…私は注目度の高い銘柄を複数ピックアップしチャート分析をしています。理由は、注目度が高い=ボラティリティが大きいと判断しているからであり、デイトレード・スイングトレードなどの比較的短い期間でのトレードにおいては材料どうのこうのというよりもボラの大きさを利用したキャピタルゲインを得やすいです。そのため、気になる銘柄に対する世論というよりもボラの激しい銘柄選定のための活用という側面が強いかもしれません

これまで「ブルームバーグ」「空売りネット」「ロイター通信」「Yahoo!ファイナンス」という4サイトを紹介してきましたが、株式投資関連での利用サイトは大まかにいうとこれらが大多数になります。投資手法にもよりますが、私が特に注意して見ているのが「空売りネット」と「Yahoo!ファイナンス」の2つになります。ここまで紹介してきたそれぞれのサイトの活用方法については、あくまで私の個人的なものに過ぎず正解というわけでは決してありませんのでご注意を

   

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