連休明けの米国株式市場は大荒れ予想!株式市場で今はどのように動くべきかについて

米国株式市場は小幅続伸で終了。しかし、3連休を控え商いは薄く、新たな対中制裁関税の発動が間近に迫る中、神経質な展開となった。S&P総合500.SPXは週間で6月以来の高い伸びを記録。しかし、米中貿易摩擦の激化や米長短金利の逆転を背景にリスク選好度が低下する中、月間では5月以来の大幅安となった。週明け9月1日はレーバーデーの祝日で休場。また、トランプ大統領が発表した対中関税の一部が米東部時間9月1日午前0時01分(日本時間午前9時01分)に発動される。

引用元:https://jp.reuters.com/article/ny-stx-us-idJPKCN1VK2KO

今回取り上げるニュースはロイター通信より「米国株は小幅続伸、連休や対中関税発動控え神経質な展開」というものになります。これまでの記事でも嫌というほど何度も取り上げてきましたが、米中貿易摩擦・景気後退懸念・世界各国の国債利回り低下・金相場の上昇などをきっかけにリスク市場からの資金流出が避けられない状態となっていますよね。そして、9月1日(日本時間の午前9時)にはトランプ大統領が明らかにした対中関税の一部が発動されます。米国は9月1日にレーバーデーという祝日による株式市場の休場を控えているため、その影響は連休後の9月2日になることが予想されます

国内株式市場への影響についても可能性は2つ考えられ、1つは連休後の米国株式市場への影響を避けるための売り先行、もう1つは連休後にその影響が大きく出ることのいずれかになります。私個人的には、対中関税の影響がどのような形で出るのかについては不透明感が強いと思っているので、明日についてはポジションをなくして様子を見るのが最も良い選択肢であると考えます

対中関税の影響については不透明感が強いというのはどういう意味か。それはプラス作用するかマイナス作用するか分からないということです。普通に考えたらマイナスに働くのでしょうが、今回の場合、最も懸念されていた(中国にとって重要な財源にもなりうる)パソコンなど一部製品についての関税は12月に延期されています。これについては市場がどう受け止めるかは蓋を開けて見なければ分かりません。株価は上がるか下がるかの2択だと言っても、そんな博打をするようであれば安定した利益を上げることは難しいでしょうし、そういう意味で今回は米国市場が開かれる2日以降までは様子を見た方が良いのではないかと判断いたしました

以上に書いたように、今後の日経平均株価についてはあらゆる変動パターンが考えられるので、今回は日経平均株価の中長期チャートのテクニカル分析をします。その中で今が割高であるのか割安であるのか、また押し目水準や確定売り水準などを確認していただければと思います

現在の日経平均株価チャートはあのパターンにぴったり当てはまる!?

これから日経平均株価の5年チャート(週足)のチャート分析に移りますが、結論から申し上げると2パターン考えられいずれも20000円を割り込む可能性が非常に高いものとなっています。その2パターンとは、①ヘッド・アンド・ショルダーと②三角保ち合いの2つです

チャートパターンの一つで、3つの山を形成する典型的な天井の形。三尊天井。欧米では3つの山を、人の頭と両肩に見たててこのように呼ぶ。高値をつけた後に下降し、再び上昇してAよりも高い値をつける。その後下落してもB以下まで下がらず反転、3度目の高値はCまで上がらずに下落。BとDを結んだ線がネックラインで、この線を割り込むと下げに転じたと判断する。

引用元:https://kotobank.jp/word/ヘッド・アンド・ショルダーズ-775613

相場の保ち合い(もちあい)のパターンの一つで、チャートの値幅の範囲が徐々に狭まっていく状態のこと。上値抵抗線と下値支持線が交差する形状が三角形に見えることから、三角保ち合いと呼ばれる。三角保ち合いが形成された後は、価格が上昇に向かう(上放れる)、あるいは下落に向かう(下放れる)可能性がある。

引用元:https://www.nomura.co.jp/terms/japan/sa/sankaku_mochi.html

上に2つの引用文を掲載しましたが、1つ目が“ヘッド・アンド・ショルダー(三尊)”の説明、そして2つ目が“三角保ち合い”の説明になっています。文章だけではイメージが湧きにくいと思うのでこれから実際の日経チャートを使って解説していきたいと思います

日経平均株価チャートのテクニカル分析!今後はどの可能性を探っても暴落不可避!?

参照:SBI証券HP

まず1つ目の可能性であるヘッド・アンド・ショルダーについて。こちらが完成する条件を簡単に説明すると、3つの高値を付けますが最も上に突き抜けているのが真ん中の高値になります。しかし、1つ目の高値から2つ目の高値までは株価は上昇傾向にありますが、出来高は減少しているというのが大きな特徴になります

現在は3つ目の高値を付けて下落に転じている展開になりますが、チャート上に黒線で示しているネックラインを割り込み、その後の反発上昇においてそのネックラインがレジスタンスラインとして機能する必要があり、これらの条件を満たして初めて三尊形成となります。5年の週足チャートになりますので、三尊形成にはまだまだ時間がかかりますが中長期的に見た場合ですと非常に下方向への力が強まってくるタイミングとなるわけです

現在、景気後退懸念を発端としてリスク市場からの資金流出が言われていますが、これについても出来高の減少が示している通りで徐々に中長期の上昇トレンドは終わりに近づいていると判断することが可能になります

参照:SBI証券HP

2つ目の可能性としてあげた“三角保ち合い”を示したのが上のチャートになります。一部を覗くと高値は徐々に切り下げられており、安値は同じ水準で踏みとどまっているのが確認できるかと思います。今後の展開としては2本の黒線に挟まれた空間を推移し、この形の場合下方向に突き抜ける可能性が非常に高いということになります(トライアングルパターンは複数存在するので、詳細については今後記事にします)

以上が日経平均株価の週足チャートを分析した結果、考えられる2つの可能性になります。いずれにしても今の国内株式市場は中長期投資には不向き、この市場から資金が出て行くのも納得できるのではないでしょうか?いくら今の相場が悪いと言っても、デイトレードやスイングトレードなどの超短期売買に関してはテクニカル分析重視となるのでこの限りではありません。まだまだ米中貿易摩擦問題は長続きするでしょうし、今後はより景気後退が鮮明になったり大統領選を控えたりしていますので相場の乱高下は不可避であると予想されますので、ぜひ余裕資金での投資を心がけていただければと思います

  

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