富裕層の大半が「相場の暴落は2020年に来る」と予想している?

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2020年に相場が大暴落も、今後10年間の投資リターンはプラスに?

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-12/Q0VD646TTDS101

世界の富裕層は2020年に混乱が起こるかもしれないと考え、事態に備えている。UBSグローバル・ウェルス・マネジメント(GWM)の調査で分かった。富裕層投資家を対象に行った調査によると、3400人を超える回答者の過半数が来年末までに大幅な相場下落を予測しており、平均資産の25%相当を現在現金で保有している。米中貿易摩擦を最大の地政学的な懸念事項と受け止めているほか、来年の米大統領選挙も資産ポートフォリオへの重大な脅威とみている。GWMの顧客戦略オフィサー、ポーラ・ポリト氏は「急速に変化する地政学的環境が世界の投資家にとって最大の懸念となっている」と述べ、「世界規模での相互接続性や変化に伴う反響が、これまでのような企業のファンダメンタルズ以上に資産ポートフォリオに影響を及ぼすとみられている。過去と比べて顕著な変化だ」と指摘した。リポートによれば、回答者の5分の4近くはボラティリティーが上昇する可能性は高いとみており、55%は2020年末までに大規模な売り浴びせがあると考えている。調査は8-10月に、投資可能な資産100万ドル(約1億900万円)以上を持つ投資家を対象に行われた。

引用元:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-12/Q0VD646TTDS101

今回は1枚の画像と1つの記事をブルームバーグより引用しています。画像は「今後10年間の投資リターンに対して楽観的である人の割合」を示しており、記事は「世界の富裕層投資家、大規模な株売りに備える-UBSウェルス調査」というものを参考にしています。これまでの私の記事を振り返ってみると、「株価指数(NYダウ・日経平均株価)の現状は超割高水準・天井にあるということ」「時期は断定出来ないけれど近い将来にリスク資産は暴落すること」「景気後退は目の前まで来ていること」などを度々書いて来ました。正直言って、この段階において内容に関わらず好材料が出ること自体サプライズであり、それが予想外の株価高騰を実現させていると思わざるを得ない状況です。これまでに「株価指数の中長期トレンド」や「景気後退」について触れた記事を複数貼り付けるので、改めてその内容をご確認ください

   

NYダウの高値更新の要因と今後の動きについて

https://fundpressss.com/archives/2360

こちらの記事は、数日前にNYダウが新高値を更新した時に更新したものになります。ざっくりとした内容をお話しすると「中長期トレンドは天井を打ちつつあるのに、なぜ株価は上昇しているのか?」「今回の上昇を引き起こしたサプライズ要因である3つの要素について」「今後のNYダウの相場はどのように動く?」、これらについて触れたものになります

今回の上昇を引き起こしたのは「米中貿易摩擦のリスク後退」「ブレグジットに関するリスク緩和」「経済指標の数値改善」がメインになって来ますが、このどれもが株価をあれほど押し上げるほどの力があったとは言えません。しかし、実際には挙げているのでその時の投資家心理はどのようなものであったのか?また、リスク市場からは大規模な資金流出との関連性について考えなくてはなりません

景気後退突入の鍵は債券市場にある!?

https://fundpressss.com/archives/2477

こちらは本日10時に更新した「景気後退への突入の鍵は“株式市場の崩壊”ではなく“債券市場の崩壊”にある!?」というタイトルのものになります。こちらの記事もブルームバーグのある記事を参考にして書いているものになりますが、バンク・オブ・アメリカのストラテジストは「景気後退への引き金は金利の高騰になる」と考えているようです

今は株式市場などと言ったリスク資産から資金が流出し、それらは債券などの比較的安全性の高いものへと移行しているように思われます。しかし、リスク市場からの大規模な撤退に加えて債券市場からの資金流出が起こった場合に景気は崩壊すると考えられています。それはなぜか?基本的な概念に基づいて考えると、リスク市場・債券市場から撤退しても金利が高騰している環境下においては、例えば「銀行預金」という選択肢が出てくるからです。金利の高騰はさらに消費活動を抑え、デフレが加速することは容易に想像できます

   

新規ビジネスモデルが景気後退後の投資家を救う!?

https://fundpressss.com/archives/2463

こちらが今回紹介する最後の記事になりますが、こちらは昨日更新した「仮想通貨バブルよりも大きいグリーンラッシュとは?この波に乗れたら勝ち組決定!?」というものになります。こちらで触れているメインの内容は「国母選手の逮捕」ではなく「世界で進む大麻合法化に伴う新規ビジネスの創出・雇用改善」などについてです

実際にG7で初めて大麻を合法化したカナダでは、その関連銘柄がアメリカ株式市場へ上場しており今後の成長が期待されています。今回はたまたまグリーンラッシュという言葉を目にしたので大麻関連の記事を書きました。しかし、重要なことは今後景気後退が起こり、リスク市場からのさらなる資金流出が発生した場合に「どこに」資金が集中するのかということです。5GやIotなど先端技術なども市場自体は成長しますが、仮想通貨バブルほどの勢いがあるとは到底思えません。それに対して大麻関連ビジネス(医療用)などの新規ビジネスモデルを創出することが出来れば現状では青天井だと考えることが出来ます。実際にカナダでは雇用統計も一定数の改善も見られ早くも結果が出始めているようです

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