マネックスグループが自社株買いを発表


当社は、本日の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用さ れる同法第156条の規定に基づき自己株式を取得することについて、下記の通り決議いたし ましたので、お知らせいたします。

引用元:https://www.monexgroup.jp/jp/news_release/irnews/auto_20190725476128/pdfFile.pdf

7月26日に発表がありましたが、マネックスグループは7月26日から8月16日までの期間に1000万株(40億円相当)を上限に自社株買いをしていくことになりましたが、1000万株というのは発行済株式の約3.7%と高い割合となっているので今後1ヶ月間で市場へはある程度大きな影響を及ぼすのではないかと考えています

また、今回マネックスグループに関係する好材料は自社株買いだけではなく、完全子会社化しているコインチェックの好決算も関係していると思われますので、それについても軽く触れておきたいと思います

マネックスグループが発表した決算資料によると、傘下の仮想通貨取引所コインチェックの4―6月期の税引前損益は1億4200万円の黒字となった。暗号資産(仮想通貨)の市況が活況で、新規口座開設が急増。2018年4月にマネックスGの傘下に入って以降、初の黒字となった。

引用元:ロイター通信

仮想通貨取引所であるコインチェックは、4月〜6月にかけて仮想通貨市場が全体的に上向いてきたことにより預り資産が増加(1136億円)しており、四半期決算としては初めて黒字を記録しています

コンチェックと言えば、平成30年1月26日に5億2630万10XEM(NEM)が不正アクセスによって送金された事件が発生しておりましたが、今ではそのセキュリティリスク対策としてホットウォレットに保管することの出来る資産を上限25億と設定しています

また、コインチェックの業績を後押ししたことの大きな要因の一つとしては、個人投資家によるロングポジション(買い)であることが言われていますが、これに関してもビットコインが100万円を突破し高水準で推移を継続しているなど全体的に上向きである仮想通貨相場が大きく関係していることは間違いありません

   

機関投資家がマネックスグループ株を大量に買い戻し?

参照:https://karauri.net/8698/

こちらは7月中旬以降のマネックスグループ株式に対する機関投資家の空売り状況になりますが、わずか10営業日ほどで複数の機関投資家がこちらの銘柄を取引していることが分かりますが、目立つのは取引の大半が空売りポジションを減らすもの(買い戻し)であるということです

今後もこのような動きが継続するとは断言できませんが、大きな買い戻しが起こっていることに加えて約1ヶ月間にもわたる自社株買いが行われることを考えると、これまで数カ月間に渡って低迷してきた株価の回復・ボラティリティの増加が見込める可能性も高いと考えられますね

マネックスグループの今後の株価予想

参照:SBI証券

こちらはマネックスグループの半年間の株価推移を示した日足チャートになりますが、このチャートを見るだけでこれまでとは明らかに異なる変化が現れていることに気がつくのではないでしょうか?

ローソク足と移動平均線の関係性だけを考えてしまうと、チャートは移動平均線を割り込みさらに5日移動平均線と50日移動平均線の間でデッドクロスが発生しているので下値を探っていることにはなりますが…ここで出来高に注目してください

6月中旬から約1ヶ月間は下落傾向にありましたが、7月26日は明らかに大きい出来高となっており、またローソク足からも売買が非常に拮抗していることが分かるので短期的な底として判断するには十分なポイントになるのではないでしょうか

出来高急増と機関投資家による積極的な買い戻し、そして今後1ヶ月弱継続すると思われる自社株買いという大きな3要素が揃っているので個人的にはかなり強気に考えていますが、もちろん日々の株価推移は上下動を伴うことになるので慎重に信用残高比率や空売り状況などを分析していく必要がありますね

 

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