はじめに

今回は、国内市場の個別銘柄としては久々にリミックスポイント以外のものを扱っていきたいと思います

その銘柄は…

「すかいらーくホールディングス(HD)」

では、なぜ今回こちらの銘柄についての分析をしようと思ったのかについてですがその根拠はKabutan(https://kabutan.jp/warning/?mode=7_1)というサイトにあります

こちらのサイトの中では株式に関するあらゆる情報を見ることが可能ですが、私が基本的に毎日チェックしているのは「空売り残高ランキング」というものです

先週の引け段階において、前週比で最も空売り残高(信用売り残高)が増加していたのがすかいらーくHDだったんです

空売り残高(信用売り残高)とは?

空売り残高と、株価の上昇と下落 空売り残高とは、空売りされた株のうち、買い戻されていない株の総数を指します。 信用売残とも呼ばれており、信用取引で空売りされている株数の累計でもあります。 株の空売りが活発に行われることにより、その銘柄の空売り残高は増えていきます。

引用元:https://www.woman110.com/200807/no635.html

空売り残高が増加とは、短期的な目線で考えた場合はその後下がると予想している投資家が増えていることを示しています

しかし、空売り(信用売り)したものについては無限に保有できるわけではなく、どこからのタイミングで買い戻さなければなりません

つまり、空売り残高が多い銘柄ほど上昇トレンドに移行した際の爆発力を期待することが出来るわけで、これは個人投資家にとっても大きなチャンスとなるので決して軽視することの出来ない数字となってくるわけです

もちろん、反対のことについても同様のことが言えるわけで、信用買い残高の多い銘柄ほど下げ相場に移行した際の勢いは強くなる傾向になるのでこの点についてはしっかり覚えておきましょう

しかし、先日の記事においては機関投資家の動きを重要視しなければならないといった内容について書きました

そこで、今回のすかいらーくHDを巡る動きについてある矛盾が生じていたので、これからそれについての詳細と私個人の分析結果をテクニカル分析をもとにして導き出していきたいと思っています

すかいらーくHDの連日高騰に終わりは見えているのか?

すかいらーくHDの信用データ

6月7日時点においてすかいらーくホールディングスの株価は、19年12月期5月度の売上高が好感されたことが影響して3日続伸となっています

詳細については以下の通り

5月度の売上高は、既存店が前年同月比4.2%増で、全店は同6.4%増。前年より祝日が2日多く、ゴールデンウイーク期間の売上が好調に推移した。主力の「ガスト」では、ゴールデンウイーク期間のハレの日需要向けに「リブロースステーキ」や「牛たん」など高付加価値メニューを投入。同時にヤングファミリー向けに、すかいらーくアプリやニュースキュレーションアプリで割引キャンペーンを実施し、単価増と売上増に貢献した。5月16日からは「肉祭2019」フェアを開催し、「肉祭り」というテーマ性の高いプロモーションと、過去の人気商品「ガストバーガー」の復活が話題となった。

引用元:https://site1.sbisec.co.jp/ETGate?getFlg=on&_ControlID=WPLETsiR001Control&_PageID=WPLETsiR001Idtl20&_DataStoreID=DSWPLETsiR001Control&exchange_code=TKY&stock_sec_code_mul=3197&s_rkbn=2&s_btype=&i_stock_sec=%83%58%83%4A%83%43%83%89%81%5B%83%4E&i_dom_flg=1&i_exchange_code=JPN&i_output_type=1&ref_from=1&ref_to=20&wstm4130_sort_id=&wstm4130_sort_kbn=&qr_keyword=1&qr_suggest=1&qr_sort=1&_ActionID=getDetailOfNews&qidd=F:tp/nw_st_001%23seqNo:nKAB075065-20190607-045435%23ricCode:3197&qidh=F:tp/kokunai_kb_001%23seqNo:nKAB075065-20190607-045435%23ricCode:3197%23GO_BEFORE:%23BEFORE:0

チャート分析の詳細については後ほど分析するとして、ここでは現在の株価水準がどのようなものであるかを日足チャートを用いて簡単に見ていきたいと思います

すかいらーくHD日足チャート

ニュースが出ていた(3日続伸していたタイミング)のは数営業日前の3本陽線が続いている箇所になります

前回高値に到達した時点において高値警戒感が強まった影響かその後は若干の下落をしており、現在は株価が再び2000円を若干割り込んだ水準にて推移していますね

今後の動きとしてはざっくり2パターン考えることができ、1つはダブルボトムの形成に向かう(とりあえずの目標はネックライン水準の1900円付近)こと、そしてもう1つは前回・前々回高値水準を突破してさらなる上昇相場へと突入する可能性です

テクニカル分析では100%今後の株価推移を的中させることは出来ませんが、おおよそどちらの方向へ動く力が強いかというのは見当をつけることが可能ですね(自分の分析通りでない場合は損切りをすれば良いだけ)

今回は、今後どちらへ動く可能性がより高いのかを分析するために、空売り残高推移とチャートの分析によって考えていくというのが趣旨になります

現在の空売り状況は?

先ほど貼り付けた「信用データ」に注目してください

信用買い残高が621800株であるのに対して、信用売り残高は6833300株と10倍以上になっています

普通であれば信用売り残高の方が圧倒的に多いのでこの後株価は大きく落ち込む(調整局面へと移行する)と判断しそうですよね

しかし、先ほども申し上げたのですが信用売り残高が多ければ多いほど、上昇に転じた時の勢いは強いので大きな警戒心を持つことも重要になります

「なぜ信用売り残高が多いとトレンド転換時の勢いが強くなるのか」についてですが、それは上昇に転じた際に空売りしていた投資家による大規模な買い戻しにつながる可能性があるからです

つまりすかいらーくHDの場合、前回・前々回高値を突破した後は通常のブレイクアウト時よりも上昇が加速する可能性が高いということになります

では、次のデータをご覧ください

機関投資家による空売り状況(https://karauri.net/3197/)

5月末から現在までの機関投資家による空売り残高を示したものになります

これを見ると機関投資家による空売り残高は一貫して減少傾向にあることが分かります(買い戻しの急増)

「個人投資家は投資で勝てない」とよく言われる理由はまさにこの点にあるのではないかと思っています

全体を見渡すと空売り残高は大きく増加している一方で、最も重要視されるべき機関投資家については買い戻しの動きが強くなっていますね

個人投資家が売っている時は機関投資家が買い集めている時だという言葉をまさに、そのデータが示しているのではないでしょうか

これまでの内容を踏まえて、私個人的にはこの後短期的に前回高値を更新し上昇が加速する可能性も高いと考えています

それは、機関投資家の動きを見てもそうですし、これから解説するテクニカル分析の結果にも基づいています

では、ここからすかいらーくホールディングスのテクニカル分析に移っていきたいと思います

すかいらーくHDのテクニカル分析

今回は日足チャートのテクニカル分析をしていきますが、結論から申し上げると今後考えられるパターンは3つありますのでそれらを1つずつ解説していきたいと思います

わざわざ書かなくても分かるとは思いますが、テクニカル分析では今後の株価推移について1つに絞り込むことは難しいです

考えられるパターンをあらかじめ頭に入れておくことで、今後の株価変動によって対応策も変化してきますので覚えておいてください

ではここから1つずつの解説に移ります

①高値更新→さらなる上昇相場へ

1つ目のパターンは前回・前々回高値である2000円の突破からさらなる上昇に繋がるものです

こちらが考えられる根拠としては、機関投資家による空売り残高の動きと、三角保ち合いの形成です

チャートには2本の黒線を追加していますが、右上に向かっているラインが今後サポートラインとして機能し、さらに天井を突き抜けられない状況が継続した場合には必然的に三角保ち合いを形成していきます

このパターンでは、基本的には三角保ち合いを形成する前のトレンドを受け継ぐことになるので、これまで上昇傾向にあったチャートは天井を突き抜ける可能性が高いのではないかと分析しました

②ボックス相場

2つ目のパターンとして考えられるのはボックス相場です

空売り状況の極端な偏りやファンダメンタルズ要因も考慮すると、他に比べると可能性は低いと思いますが、今後ボックス相場へと突入し一定のレンジ内を推移する可能性についても考えておきましょう

③ダブルトップの形成→下落トレンドへ移行

3つ目のパターンはダブルトップ形成からの下落相場への移行です

まず、ダブルトップを形成するための必須条件は、①ネックラインを割り込むこと・②下落後の反発上昇をしてもネックラインを突破しないことが重要になってきます

この2つのプロセスを図示したものが上のチャートになります

チャートがネックライン(黒の実線)を割り込み、その後一定量の下落をし反発(高騰前の高値水準が目安:黒の点線)するも、ネックラインを突破することなく再び反落するという流れが想定できます

以上が今後こちらの銘柄で考えられる3つのパターンですが、可能性として大きいのは①と③になります

こちらの銘柄に投資しているのであれば、これらの動きを想定しながら臨機応変に対応して見てください

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