Zホールディングスの株価上昇はいつ止まる!?上昇トレンドの裏に潜む罠とは…

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Zホールディングスとは?株価高騰で大量の窓発見!

eコマース事業・メディア事業を展開する「ヤフー株式会社(以下、旧ヤフー)」が「Zホールディングス」へと10月1日に社名変更を行った。アルファベットのYの次がZであるため、Zホールディングとしたとのことだが、これは単なる社名の変更ではなく、ヤフーグループがグループ再編を行うことを意味する。ヤフーグループは持ち株会社制へと移行し、Zホールディングスがグループ各社を束ねる形となる。

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191004-00214618-bizspa-bus_all

最近テレビや新聞などのメディアを通じて「ZHD」という単語を目にする機会が非常に増えてきたと思いますが、一定数の方についてはこの単語が何を意味しているのか知らないのではないでしょうか?株式投資をしている方であれば最低限の知識として身につけておきたいものですが、この「ZHD」とは「Zホールディングス」のことを指しています。上の記事はYahoo!ニュースより『ヤフーが「Zホールディングズ」に社名変更。どんなメリットが?』というタイトルになっていることからも、答えは明確なのですが…ZHDとは元ヤフー株式会社のことです。さらに、今回の社名変更に伴いホールディングズ化されているため、参加にはZホールディングズまとめる企業が並んでいることになります

  • ヤフー株式会社
  • アスクル株式会社
  • 株式会社一休
  • 株式会社ジャパンネット銀行
  • PayPay株式会社
  • 株式会社GYAO
  • ワイジェイFX株式会社
  • BuzzFeed Japan株式会社

これらの企業がZホールディングズの傘下に入ることになります。もう一つ、Zホールディングスに関して抑えておきたい情報は、SBIグループとの業務提携ではないでしょうか?この業務提携が発表されてたのは約1ヶ月前の10月10日であり、その内容は両者間において「金融サービス事業間」での業務提携を行うというものです。その目的としては、「SBIがこれまでに築いてきたオンライン金融サービス」と「ヤフーが築いてきたプラットフォーマーとしての強み」を融合させることで新たな事業領域に踏み込んでいくためだとされています。今回の記事では、今後新たなビジネスモデルの開拓が期待されているZホールディングスについてのテクニカル分析を行い、今後の株価推移について考えていきたいと思います

 

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Zホールディングスはここ数日間の高騰で超高値圏へ到達!?

こちらはZホールディングスの週足チャートになります。テクニカル分析ではチャートに色々なサインを表示してしまうと混乱してしまう方もいると思うので、ポイントを1つずつ解説していくことにしました。ちなみに、表示してあるインジケーターはいつもと同様に25日移動平均線とRSIになります

では1つ目のポイント解説に移っていきたいと思いますが、最初なので一番分かりやすいものから解説していこうと思います。チャート上に示してある赤丸部分に注目してください。テクニカル分析を勉強したことがある方なら少なくとも一度は目にしたことがあるのではないかと思うのですが…この銘柄の週足チャートは大きな窓を開けて上昇していることが一目で分かりますね。今後どこかのタイミングでの窓埋めの動きがある可能性が非常に高いので、その際はトレンドを意識しながら押し目買いをするのか、それとも他の選択肢になってくるのかは臨機応変に対応してください

ちなみに、こちらの週足チャートをよく見てもらうと窓が開いている箇所が複数見つかるので同時に振り返って見てください。いずれの窓も調整局面においてしっかり埋められていることが確認できるかと思います。ですので、ここで高値掴みせずに一旦の調整・窓埋めを待ってのタイミングも選択肢に入ってくると思います

では2つ目のポイントに移っていきたいと思います。今回はチャート上にオレンジ・黄色の2本の水平線を追加しております。直近の上昇が起こる前にこの銘柄は大きく下げている相場が確認できますよね?オレンジ色のラインはこの下落相場の「戻り高値」水準を示しており、黄色のラインは「下落トレンドの継続を確認するための安値」水準を示しています。ダウ理論で定められているように、トレンドは明確な反転シグナルが出ない限りは継続します。実際にチャートを見てみると、チャートはこの数週間で大きく上昇しているものの、戻り高値水準を実体ベースで突き抜けることが出来ていない、つまりトレンドが変わったとは言えないんです

今後こちらの銘柄で注目していきたいのは、「戻り高値水準であるオレンジ色のラインを“実体で”突き抜けるのか」「突き抜けなかった場合にしっかりと窓埋めされるか」「戻り高値水準を突き抜けずに下落トレンドの継続を確認した場合、安値(黄色)を割り込むか」という3点になります。この3パターン以外の場合に関してはレンジ相場での株価推移となるためトレンドは一旦横ばいということになります。ちなみに、「ダウ理論」の中でも特に「押し安値」と「戻り高値」の定義に関してはトレンドを把握する上では非常に重要なものになってくるので、私が以前書いた記事をご覧ください

https://fundpressss.com/archives/2270

来週以降のZホールディングスへのエントリーは高値掴みの可能性大!?

続いて日足チャートの分析に移っていきたいと思います。まず1枚目のチャートは2色の円を5つほど追加しているのですが、これが何を示しているかは分かりますか?週足チャートの分析部分をしっかり読んでいただいた方なら一瞬で気がつくと思うのですが、黄色の円は既に埋められた窓・ピンク色の円は未だに埋められていない窓になります。先ほども書いたように、基本的に「窓は埋められる」のでここまで急激に上昇した分も含めて大きな調整が入る可能性についても考えておかなければなりません

ダウ理論では「明確な転換シグナルが出るまでは同じ方向へのトレンドが継続する」と定義されているので、今回のような「急激な上昇トレンドの発生=まだまだ上がる可能性が高いから買い」と判断してしまう方も多いと思います。考え方自体は間違っていないのですが、チャートの仕組みを考えると、上昇トレンドでもその中身をさらに細かくみると上昇と下落(調整)を繰り返しています。なので、今回のように窓が2つも開いている局面では無理して順張りというよりも、一旦の窓埋めを待ってから押し目買いという判断も出来るのではないかと思います

投資初心者の方は、テクニカル分析と言えばローソク足の形やゴールデンクロス・デッドクロスなど超基本的なことしか把握していないかもしれません。それもそのはずで、実際に初級編の投資書籍ではテクニカル分析について0.3%くらいしか触れていないからです。しかし、チャート分析にはあらゆる手法があり、自分にとってどんな分析手法が向いているのか・利益を出しやすいかを見つける必要があります。ここで、“テクニカル分析のことなら”なんでも解説されている書籍を紹介するのでぜひ気になった方は読んで見てください

 

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