【KADOKAWA】業績の大幅な上方修正で株価高騰は確実?

KADOKAWAは大幅反発し年初来高値を更新。14日に2020年3月期連結業績について各利益段階の見通しを上方修正を発表したことが好感されている。

引用元:https://jp.reuters.com/article/ホットストック:KADOKAWAは大幅反発-今期営業益見通しと配当予想を上方修正-idJPL4N27V05X

今回は突如大きな窓を開けて高騰した東証一部・KADOKAWAに関する記事を書いていきたいと思います。上の引用文はロイター通信より「KADOKAWAは大幅反発、今季営業利益見通しと配当予想を上方修正」というものを参考にしています。引用文にもあるように今回の株価高騰の要因は明確になっており「2020年3月期連結業績の見通しを上方修正したから」になります。今回はこのような好材料があり大きな買い支えも想定されるため、今後は短期的には力強い上昇トレンドが想定されますが、この記事では短期〜長期までのテクニカル分析も行っていきたいと思います

https://ssl4.eir-parts.net/doc/9468/ir_material_for_fiscal_ym1/72887/00.pdf

上の表はKADOKAWAの公式HPを参照にしたものになりますが、今回の上方修正の内容が一目で分かるようになっているので分かりやすいと思います。5列ある中で注目していただきたいのは、左から2列目(2019年5月14日公表)・3列目(2019年11月14日公表)の部分になります。見通しの内容としては、売上高は2170億から2070億円への減少・営業利益が54億円から100億円への増加・経常利益が62億円から108億円・当期純利益が38億円から57億円へと増加となっています。それだけでなく、年間配当予想も1株あたり20円から30円へと引き上げているのでかなりの好材料であったと考えることが出来ますね

  • 上期の業績好調を受け、営業利益を54億円から100億円へと上方修正
  • グループとしてDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進
  • Webサービスの収益力向上、今後はさらなる売上向上へ施策実行フェーズへ

上のように公式ホームページ上では公表されています。今後、この銘柄の株価が上昇するには「施策」の具体策とその成果が重要なものになってきます。この具体的な内容は分かりませんが、ビジネスモデルの構造から考えるとこれまでのサービスを新たな形で収益に変えていくと読み解くことが出来るので、今後は新規ビジネスが軌道に乗るか否かという観点で見ていくことになりそうです

   

KADOKAWAの株価は信用買いの急増で買い目線か

SBI証券
https://karauri.net/9477/

続いて、信用残高情報・機関投資家による空売り状況を確認していきましょう。まず、下の画像:機関投資家の動きを見ていきたいのですが…最後に取引されているのが2014年9月となっているのでこちらのデータは参考になりませんね。続いて上の画像を確認してください。信用売残高が86000株であるのに対して、信用買残高は581900株となっており、前週比でも信用買残高が大きく数字を伸ばしていることから短期的な上昇を期待することが可能です。しかし、信用取引が増えている時の注意点としては、その後の「反対売買」がいつになるのかで短期トレンドの終わりを分析しなくてはなりません

【テクニカル分析】上昇トレンドはどこまで続く?今後の株価推移を予想

では、ここからKADOKAWAのテクニカル分析に移っていきたいと思います。もちろん、「上方修正」などという明らかな好材料が出ることは、今後短期的には上昇トレンドに移行することを示唆します。ですが、先ほども述べたように信用取引の反対売買の目安・押し目買い・利確のポイントはどの水準になるかを分析しなくてはなりません

まず1枚目のチャートは週足チャートになります。チャート上に表示しているインジケーターは「25日移動平均線」「出来高」「RSI」になりますが、今回のように明らかなトレンドが発生している際には「RSIが70%を超えているから割高」と判断することは出来ないので無視したいと思います。これらのインジケーターに加えて、おおよその高値・安値を結んだ黄色のジグザクとオレンジ色の水平線は私が個人的に追加したものになります

初めに「トレンドの確認」をしていきたいと思います。先ほどは「好材料が出たから上昇トレンドだ」と何となくで断定していましたが、それの根拠となる情報をチャートから得てきたいと思います。もちろんトレンドを把握する際に考えるのは「ダウ理論に基づくトレンドの定義」になります。トレンドの定義は「上昇トレンドでは高値・安値の切り上げをもってトレンドの継続を確認する」ので、それが視覚的に分かりやすいように黄色のジグザグラインを引きました

黄色のラインで結ばれている部分を確認すると、しっかりと高値・安値ともに切り上げられているのが確認できると思います。そして、直近のローソク足を見ていただきたいのですが…これはヒゲでは更新しているものの実体での突き抜けが出来ていないのでまだ高値更新と言うことは出来ません。上昇トレンドなのでオレンジ色の前回高値ライン(1684円)を突き抜けることで上昇トレンドの継続が明らかになります

先ほど「大きなトレンドが発生している中ではRSIは目安にならない」と書きましたが、ではどのような基準で短期トレンドの停滞を判断するのかということについて。それは2枚目のチャートを見てください。チャート自体は先ほどと全く同じ週足チャートになりますが、先ほどのチャートに赤い水平線を一本くわえています。これは現トレンドの「押し安値」を示しているものであり、これは株価が高値を更新すると移動するものなので、あくまで“現時点では”というカッコ付きの表現になってしまいます。押し安値に関しては下に貼り付けてある記事でダウ理論を振り返ってもらえれば分かります

今は材料が出て間もないので、押し安値を割り込むよりもオレンジ色の高値水準の突き抜け、そして上昇トレンドの継続という考え方が一般的だと思いますし、私もそのような動きになるだろうと判断しています。ただ、実際は今後の株価推移を見守るしかなく今は「1684円の実体レベルでの突き抜けで上昇トレンド継続」「高値を突き抜けることなく1341円の押し安値水準を割り込むとトレンドに黄色信号」というレベルでしか判断することが出来ません。何れにしても2つの可能性を頭に入れておくことで今後の相場がどのように動きても対応することが出来ると思います

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