はじめに

今回はタイトルにもあるように、今後10倍になるかもしれない銘柄を探していきます。私の投資手法はデイトレードと呼ばれるものが主であり、基本的に翌日まで持ち越すことはありません。そればかりか1時間以上保有することも珍しく、中には1分以内に利確・損切りをしてしまうものもあります。そんな私ですが、たま〜に長期で保有してみようと思う銘柄に出会うことがあります。大学2年生の時に始め卒業するまでの3年間では、3つのテンバガー(購入時から10倍になった銘柄)の他に数ヶ月で2倍以上になった銘柄も複数ありました。

その中で特に印象的だったテンバガー銘柄について触れたいと思います。以前も書いたかもしれないですが、投資を始めてから出会った最初のテンバガー銘柄は北の達人コーポレーション(東証1部)になります。というよりも株式投資を始めて最初に購入したのがこちらの銘柄で、まさかそんな銘柄が10倍になるなんて思ってもいませんでした。基本的に10倍銘柄を探そうと思ったらスクリーニングなどもしてある程度絞る必要もありますが、この銘柄に関しては何のリサーチもなくいきなり購入してしまったんです。と言っても根拠がなかったわけではありません。その過程についてお話ししたいと思います。この話は全く参考になるものではないので、読み流してしまって構いません。

初めて北の達人という会社を知ったのは、大学生を対象に行われたインターンシップの合同説明会でした。そこには数十社もの企業がブースを出店しており、中にはソフトバンクグループや大手総合商社など名だたる企業がずらり。ただ、そのような企業はめちゃくちゃ人気で席が埋まっていたんですよね。正直言って、説明会にはなんとなく行ったもののインターンシップなんて行く気は全くなかったので、どの企業の説明会でもいいやと思ったんです。そんな中で全く人が集まってないブースを発見。名前を見ると「北の達人」の文字が。北海道の企業なのかなという予想はついたものの、その時の印象は変な名前だなくらいでしたね。とはいえやることがなかったので暇つぶしにでも話聞いて見るか程度のノリで、貴重な私の50分を北の達人に捧げることにしました。

こちらの事業内容や企業概要について細かく書くと、本来の目的であるテンバガー発掘に戻ってこれなくなるので書きませんが。その代わりにホームページのリンクを貼り付けておくので気になる方はぜひ覗いてみてください。https://www.kitanotatsujin.com

こちらは北の達人の5年チャートで、赤丸に囲まれているのは私が購入した時期になります。今は株価が450円ほどで落ち着いていますが、買ってから数年以内に株式の分割を3回くらいしていたので利益は半端なかったです。私は2回目の分割後に売却をしており、その際の売却益は購入時の19倍ほどでした。この銘柄に関して言えば売るタイミングもかなり良く、正直行って出来過ぎ感はありましたね。初めて購入した銘柄が19倍になったら普通は中長期投資でテンバガーの発掘に注力しそうですが、私はなぜか中長期投資には興味はなくデイトレードに取り憑かれていたんですよね。というのも中長期投資はいつ芽がでるか分からないため資金効率が悪いと思ったんです。なので、オススメの投資手法としては、全ての資金を中長期で保有するのではなく、私のように本当に魅力的な銘柄があった時のみお金を回すのが効率的なのではないかと思います。あくまで参考までに。いつも通り余談が多くなりましたが、ここから本題である銘柄探しに移りたいと思います。

目指せテンバガー発掘!

先に断っておきますが、このブログはいつも書きながら考えているので台本は当然ありません。なので、これから銘柄探しの旅に出ますが必ずしもめっちゃ良い銘柄に出会うとは限りません。ここだけ把握お願いいたします。まず初めに、SBI証券のスクリーニング機能を使って数千ある上場企業の中から100銘柄くらいに絞る作業をしていきましょう。

まず初めに市場設定を行います。今回は東証1部・東証2部・マザーズ・ジャスダックの4つを選択しました。本当はマザーズ・ジャスダックだけで良いのですが、私も銘柄分析は久しぶりですので色々な銘柄を見たいと思いこのようにしました。では次に業種ですが、今回は設定していません。正直いらない業種もあるのですが、今では業種の垣根を超えたビジネスモデルを構築している企業も把握しているだけでかなりあるので、この段階で業種を絞るのをやめました。次に投資金額の設定ですが、こちらについても設定していません。理由は先入観をなくすため。例えば、「株価2000円以下」で設定した場合。若しかしたら2010円でも超割安株があるかもしれないということです。2000円だからちょっと高すぎないか?などと言った先入観を排除するために今回は投資金額も500万円というありえない数字を設定しています。では次に進みます。

続いてクオンツスコアの調節を行います。今回設定したのは「企業規模」と「財務健全性」の2つのみです。企業規模を1〜3に設定したのは、今後何倍にも膨れ上がるためには今の段階では小さい方が良いと判断したから。そして財務健全性を8〜10に設定したのは、財務面に問題のある企業は中長期的な成長を見込めないからです。他のスコアを設定しなかったのは、候補を絞った後にビジネスモデルやチャートを確認することで私自身が判断することが出来るものだからです。

続いては上の画像のように設定できる箇所が複数あります。この段階で私が設定したものは「配当利回り」・「ROE」・「時価総額」の3つになります。よく投資関連の本を読むと「PERは10倍以下が割安、PBRは1倍以下が割安なのでスクリーニングの際には目安となる」みたいなことが書かれていますが、これに関しては全くのナンセンスだと思っています。PERが10倍以下なのは割安なのではなく成長が見込めないもしくはシンプルに魅力がない可能性があります。PBRについても同様の可能性があります。あくまで可能性ですのでここでは断言は出来ず、そのため最初から設定をしないということです。まず、配当利回りを1%以下に設定したのは、ただ単純に配当に回す金があるなら事業で使って欲しいという株主の1人としての願望を込めています。ROEを8%以上に設定したのは、せめてこのくらいないと成長が見込めないあるいは今後の資金繰りに困るのではないかと考えている目安の数値だから。最後に時価総額を1000億円以下に設定したのは、10倍の成長を目指しているのであまり大きすぎても困るという判断のもとでこのようになりました。以上がスクリーニングの初期設定となりますが、この時点で数千ある上場企業からどのくらいまで絞り込めているのか早速ですが見ていきましょう。結果は以下のとおり。

無理やり画像を拡大したらかなり画質が荒くなってしまいましたがお許しください。結果はなんと66件。この段階では100候補くらいを残してあとはビジネスモデルとチャートのテクニカル分析をしていこうと思ったのですが…。でも手間が若干省けたからいっか…。この後は、さすがにこの場で1つ1つ分析をしていくわけにはいかないので、私の方でさらに絞り、2つほどこの記事で紹介していきたいと思います。

①デファクトスタンダード(東証1部)

では1つ目の銘柄紹介に移りたいと思います。まずはこちら、東証1部のデファクトスタンダードという企業になります。事業内容は「インターネットでのリユース商品(衣類・装飾品など)の買取・販売」になります。近年になって急速に発展してきたビジネスモデルになりますね。今ではZOZOやメルカリなど、ネットを通じて衣類の売買を行うプラットフォームは構築されています。メルカリやZOZOは度々話題として取り上げられるものの、こちらに関してはまだ市場の注目度は高くありません。実際に業績としてもそこまで好調と言えるものではないですが、それに関してはCMなどの広告費に充当した部分も響いており現段階ではプラットフォームを構築しているいわば準備段階ではないかと判断します。今後に関してですが、ネットを通じての個人間取引はさらに活発化されるものを見られ、必然的に需要が拡大し安定基盤を構築できるのではないかと考えております。ここからは実際にチャートを分析していきましょう。

2016年の上場後に1時期上昇していましたが、この1年に関しては一貫して下落トレンドになっております。強力なレジスタンスラインを1度も突き抜けることなく推移しておりますが、400円が今の安値としては意識されているようですね。決算内容についても決して良いものとは言えないので、正直このトレンドに関しては納得できる部分が大きいのではないでしょうか。ただ、先ほども触れたように広告宣伝など知名度と基盤構築に時間とお金をかけている段階で、今後の市場規模の拡大や安定基盤の構築を考えると割安水準だと判断できそうです。仮に、すでに市場ではかなり認知された存在であり、その結果が今であれば投資には値しないですが、上記の理由より非常に魅力的な銘柄だとは考えています。

②ジェイホールディングス(東証JASDAQ)

2つ目は東証ジャスダックに上場しているジェイホールディングという企業になります。こちらは前まで断熱事業を行っておりましたが、今ではこちらからは撤退しております。今現在のビジネスモデルは3つの柱で成り立っており、「不動産」「スポーツ」「Web」の3つになります。まず、不動産事業については、資産形成のための不動産経営・不動産の有効活用のためのコンサルティングなど比較的不動産というざっくりとした枠組みの中で様々なニーズに応えている印象があります。不動産に関してはニーズは無くならない、というのも必ず人は住む場所が必要になるからでありそういった意味での安定基盤はあるのではないかと思います。特に2020年に向けての事業活性化も期待することができ1つ目の柱としては強固な基盤が形成されつつあるのではないかと思います。

2つ目のスポーツについて。こちらの事業はフットサル場の経営が主なもので、プロ選手を呼んでのイベントなどを計画しているようです。今ではスポーツへの注目度は非常に高く、中でも大学法人ではスポーツの専門学部を新設する学校も増えてきていますよね。10代の若い世代が既に注目されている例も多数あり、今後の市場規模の拡大・注目度の増加は著しいものがあると感じます。

3つ目のWebについて。こちらはシステムソリューション開発・マーケティングプロモーション業務・アプリ開発などと言ったものになります。また、2019年の注目分野とされるブロックチェーンを取り入れたプラットフォーム開発にも取り組んでおり、今後のビジネス基盤構築にいち早く取り組んでいる企業と言えるかと思います。最後にチャートを軽く見て終わりにします。


Web関連事業に関しましては、システム・ソリューション開発業務においては、美容医療分野を対象とした 開発の継続と、第2四半期より開始したブロックチェーン技術を用いた分散型評価経済プラットフォームの開発 に関する新規受注活動

引用元:ジェイホールディングスIR資料より

こちらも先ほどの銘柄と同じく約1年にわたって下落トレンドが続いていましたが…。なんとなんと先月に1年間意識されていたレジスタンスラインを突破しています。ここから本格的に上昇トレンドに転換するためには直近高値の600円を1度超えたいところですが、大きな転換点を迎えたことには変わりありませんね。突き抜けた直後に600円まで到達し、今は価格調整の反転下落をし終わった段階ですのでまだまだ底値水準にあるのではないかと思います。

おわりに

本日はスクリーニングによって2銘柄を最終的に紹介する形となりました。もっと正確に調べようと思えば時間はかかるのですが、今回は1つの記事に銘柄調べのやり方をまとめるという意味でも軽めに行って見ました。個人的にもさらに時間をかけてこれから銘柄選択をしていきたいと思いますし、その際にはまた記事にて紹介していきたいと思います。スクリーニングは色々な条件を設定することができるという強みもありますが、逆に設定しすぎると、それがただ単に人気のない銘柄だったりすることもあるので注意が必要ですね。本日は土曜日ということで市場がしまっているのでのんびりとした記事になってしまいましたが、明日は市場が開く前日になるので何か使える情報を更新できればと思います。本日紹介した2銘柄についてもホームページなどでは決算資料などを見ることが出来るので興味がある方は覗いて見てください。ではまた。