FX投資のすゝめ

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全て

FXの特徴①

今回はタイトルにもあるようにFX(外国為替証拠金取引)の紹介をしていきたいと思います。「投資」と聞くと最も一般的に知られているのは株式投資ではないでしょうか。そのほかにも、今回紹介するFXや最近再び注目を浴び始めている仮想通貨取引、さらには不動産や貴金属(金・プラチナ)など非常に多岐にわたる投資対象が存在しています。私の身近にも投資を始めた者や、今勉強していてこれから始めようという者も多くいます。投資をしたことがない人でもFXや株などといった単語は知っているけれども何から始めて良いのか分からない人が多い気がします。とりあえず株を始める人が多い印象ですが、自分の持っている金融資産やどのくらいの期間でどのくらい稼げるようになりたいのかなどで投資対象は変化してきますよね。また、例えばサラリーマンであれば、日中は仕事でチャートとにらめっこする時間がないといったことも当然あり、その観点で見ると投資手法も変わってきます。あらゆる選択肢の中で自分に最も適した投資を確立して投資をする必要があります。今回は、その中でも「時間が制限されない且つ少額の資金で始めることの出来る投資」を紹介しようと思いました。それがFXです。

「時間が制限されなくて少額で始めることが出来る」って一体どういうこと?

例えば株式投資の場合。国内株式市場は平日午前9時〜15時(前場:9時〜11時半、後場:12時半〜15時、夜間取引は除く)までしか市場が開いていません。つまり、平日に仕事がある人は当然その時間に取引が出来ないわけですし、そのような人が株式投資をするには強制的に中長期保有で持つことが強いられます。また、仮に数ヶ月後に保有銘柄の株価が倍になったとしても、投資金額によっては利益はそれほど大きくなく資金効率という面で見ても賢いとは言えませんね。

ここでFXはいつ取引が出来るの?ということになりますが、24時間可能です。日中は仕事で忙しいサラリーマンであっても、授業に出席している大学生であっても自分の都合に合わせて取引をすることが可能なんです。特に学生の場合、資金面でも株を大量に購入できるほどの力があるかと言えばそんなに多くはないはずです。アルバイトや仕送りで得た元手を少しでも効率よく増やしていこうと思ったら、やっぱり株式投資よりもFX取引の方が適しているのではないかと個人的には思います。

また、「少額で出来る」ということについて。株式投資では現物取引と信用取引の2種類があります。簡単にいうと、現物取引の特徴は自分が用意した資金の範囲内でしか株式を購入することが出来ない取引で、信用取引は自分の資金の約3.3倍までの取引をすることが可能です。それぞれにメリット・デメリットがあるのでこちらについても簡潔にまとめますね。まず現物取引のメリットは、自分の資産の範囲内での取引しか出来ないため、どんなに大きな損をしても自分の投資金額がなくなるだけで済むことです。。デメリットは、自分の投資金額の範囲でしか買うことが出来ないので利益が小さいこと、買いからのエントリーしか出来ないため資金効率が悪いことです。続いて信用取引のメリットは、資金の3.3倍の取引が可能なため現物取引と比較すると資金効率が良い(同じ100万円の投資でも利益が数倍大きくなる)ことです。デメリットは、自己資金以上の取引をするため損失が大きくなると追証が発生するリスクがあるということです。

信用取引では、担保を差入れて現金や株式を借りるため、定められた担保(保証金)率を維持する必要があります。信用で買建てた銘柄の値下がり、または、売建てた銘柄の値上がりによって出る建玉の含み損や、担保の値下がりによる担保価値の低下などにより、担保(保証金)率が一定の比率(最低維持率)を下回った場合、定められた期日までに追加で担保(保証金)を預け入れる必要があります。これが追加保証金、いわゆる「追証」です。その後の相場の変動により担保(保証金)率が上がっても、一度発生した追証は自然に減少・解消することはありませんので、注意が必要です。

引用元:松井証券公式HP
https://www.matsui.co.jp/?mnu=hd

信用取引はまさにハイリスクハイリターンの取引手法になってしまうので、少しずつでもより安全な運用をしていきたいという方には向いていないかもしれないですね。とは言いつつも、最近では超がつくリスク商品である仮想通貨へ投資している方も相当数いるようですので、やはり短期間で大きな資産を作りたいと考える人も多いですよね。そこで、FXと先ほどの現物取引・信用取引を比較して見ましょう。まず、レバレッジという言葉は聞いたことがあるでしょうか?一言で言うと「倍率」のことです。自分の資金の何倍もの取引を行えるということですね。先ほどの例でいうと、信用取引のレバレッジは約3.3倍になります。ではFXのレバレッジは何倍まで可能なのか。取引所の例を2つ取り上げたいと思います。

レバレッジは【DMM FX】は25倍、【DMM CFD Index】は10倍、【DMM CFD Commodity】は20倍でご利用いただけます。お客様ご自身でレバレッジの倍率を設定変更することはできません。
なお、【DMM FX】における法人口座のレバレッジは、最大25倍となっておりますが、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した為替リスク想定比率により、通貨ペア毎にレバレッジが毎週変動します。

引用元:DMM FX 
https://fx.dmm.com

マネックスFXでは個人のお客様はレバレッジを1倍、2倍、5倍、10倍、25倍の5つから選択することができます。
レバレッジが25倍だと、最大で資金の25倍までの取引ができることになります。裏返せば通貨の元本の25分の1の資金があれば取引が可能です。
1ドルが100円のとき、1,000ドルは10万円です。25倍のレバレッジの場合、1,000ドルの取引が25分の1の約4,000円で始められるのです。

引用元:マネックスFX公式HP
https://www.monexfx.co.jp/beginner/leverage/

以上をご覧いただくとお分かりかと思いますが、国内FX業者のレバレッジは最大25倍となっております。例えば、1ドル100円の場合。1万ドルの取引をしようと思ったら100万円の資金が必要になります。しかし、レバレッジが25倍の時は100万円の25分の1:4万円があれば取引が出来るということです。これがFXが少額から始められる理由になります。また、資金効率という面においても現物取引とは比べものにならないので簡単に説明します。まず、先ほどと同じく1ドル100円という設定で。100万円を用意して1万ドルを買いました。この時レバレッジは1倍ですね。数日後、大幅に円安方向に動き1ドル101円になり利確したとします。この時、元手の100万円は101万円になり、利益は1万円(1%)です。ではレバレッジを25倍かけた例に移ります。投資元本4万円で1万ドルを購入したとします。先ほどと同じく円安方向に動き101円になったタイミングで売却すると1円(101-100)×10000(1万ドルの購入より)より利益は1万円になります。最初の例では元本が100万円に対して1万円の利益でした。今回はレバレッジを25倍かけているので元本は4万円でしたね。それに対しての1万円というのは25%にあたります。資金効率では圧倒的な差が出てしまうんですね。

もちろん、これまではFXの良い意味での特徴を説明してきましたが、その分リスクも増大することは認識しておかなくてはなりません。レバレッジが25倍までかけられるということはその分追証が発生するリスクが高まります。投資は余裕資金で行うというのが原則ですが…。そこでオススメのFX取引所を1つ紹介したいと思います。それが「DMM FX」です。こちらの特徴が、証拠金取引(レバレッジ取引)における追証から守る対策が施されています。具体的には以下を参照。

当社ではお客様の損失の拡大を防ぐため、証拠金維持率が50%以下になった場合、ロスカットルールが発動し、未約定の注文を取り消し、すべての未決済ポジションをお客様に事前に通知することなく、決済(ロスカット)します。

引用元:DMM FX
https://fx.dmm.com/fx/aboutfx/losscut/
(強制ロスカットルールの詳細はこちら)

FX取引は24時間取引が可能で、さらに資金効率が良いという意味では非常に魅力的な投資に見えますがリスクも大きくそれについては注意が必要です。ですので、万が一自分のポジションとは逆方向に大きく動いてしまった時のためのリスクヘッジとしてこのような取引所を使うことを強くオススメします。(DMM FXの口座開設は以下のリンクより)

FXの特徴②

FXと株式投資にはもう1つ、決定的な違いがあります。それは銘柄の数です。投資、特に株式投資においては銘柄選択が大きな鍵を握ります。どんなにチャートが綺麗な銘柄であってもビジネスモデルがよろしくなければその後の成長は期待できません。また、優れた銘柄であっても市場の評価との乖離が大きく思ったような株価の推移をしないことだってあります。色々な要素を考慮して最善の銘柄を見つけることこそが非常に重要な作業になるということです。しかしながら株式市場にはどのくらいの企業が上場しているでしょうか。価格は上がるか下がるかの2択であったとしても、数千ある銘柄の中から良いものを探すのは簡単なことではありませんよね。

その一方でFXの銘柄はどのくらいあるか知っていますか?為替取引の対象となるのは各国の通貨ですので数は限られています。例えばドル円・ユーロ円・豪ドル円などです。正直言って、私が為替を見るのはドル円がメインになります。この通貨ペアが最も有名で安定しているのでこちらしか見ていないのですが、決してこれじゃなくてはいけないというものはないので自分の得意な通貨を見つけるのが良いかと思います。株式投資においてファンダメンタルズ分析をする際に重要になってくるのは個別企業の業績であったり、決算速報であったりします。当然ながら株価を押し上げるためにはただ好調なだけではダメです。市場のコンセンサス(市場予想)を上回る必要があり、そう言ったサプライズ的なものが重要になってきます。為替では各国の要人(日銀総裁など)の発言や政策金利発表、その他に指標速報値(雇用統計・消費者物価指数など)を見ていく必要があります。

FXは株式投資に比べて値幅を想定しやすいという特徴もあると個人的には思っています。つまり、みんなが意識しているであろう価格帯を分析しやすいという意味です。株式投資であればテンバガーという言い方があるように、成長する銘柄は何倍にも膨れ上がることは普通に起こり得ますよね。しかし、ドル円は今は110円ほどですが、3ヶ月後に200円にまで上昇することは99%あり得ないです。それどころかドル円の場合、年間を通して最安値と最高値の差は10〜15円ほどしかなく、同じ価格帯を推移しやすいのでこのような観点でも株式投資よりも馴染みやすいのではないかと思います。

おわりに

本日は主に株式投資と比較してFXを紹介してきました。銘柄数・値幅・取引可能時間帯など総合的に考慮して非常に取り組みやすい投資ではないかと考えています。もちろん、証拠金が少ないのも魅力ですが、それには大きなリスクが伴うことも認識しておかなくてはなりません。今後は国内外の重要指標が発表される前後にはそれ関連の記事も書いていこうと思いますし、わざわざ読者の皆さんが時間をかけてネットで調べなくても、このブログだけで完結できるようなフィールドを整えられればと思っています。注目すべき指標もそれほど多くはないのでFXに関する更新頻度は少ないと思われます。ただ、指標の発表というのはいわゆる「確実に稼げるチャンス」でもあるので、その更新だけは見逃さないようにしていただきたいです。Twitter(https://twitter.com/fundpressss)などを使って、あらかじめ予告もする予定ですのでそちらの方のフォローもよろしくお願いいたします。では今回は以上です。

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コメント

  1. […] 以前、FXに関する記事を1つ書いていたのでまずはそちらをご覧ください(https://fundpressss.com/archives/171)。 […]

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