リミックスポイントの株価回復にはまだ時間がかかる?

7月12日に約30億円の仮想通貨の不正流出が発覚した株式会社ビットポイントジャパンが16日、記者会見を行った。同社代表取締役社長の小田玄紀氏と取締役COO朏仁雄氏が事件についての謝罪と今後の経緯について説明があった。今回の不正流出の要因として、秘密鍵を管理するウォレットサーバーが不正アクセスを受けた可能性が高く、同社の11万人の会員のうち約5万人の資産が流出したとの説明があった。今後の対応として、外部専門家の協力を得ながら、商用システムログの調査と分析やホットウォレット実装における脆弱性調査、不正流出先の調査と追跡などを行っているとし、海外の海外の仮想通貨交換所運営事業に対しても協力要請を実施している。また内部の犯行についての可能性は、現時点は調査中と回答している。

引用元:https://coinchoice.net/bitpoint-open-press-conference_201907/

これに加えて、今回の補償対象となった会員約5万人に対しては仮想通貨で払い戻しが行われていると述べられており、今後は安全性の確保・払い戻し・各種サービスの再開というフローが展開されると予想されます

今回のBITPOINTの対応はリミックスポイントにあまり良い影響を与えるとは考えにくく、というのも以前同じように不正流出が起こったコインチェックに関しては非常に迅速な対応策がなされ、補償対象となった投資家へ払い戻しが行われたからです

ビットポイントを完全子会社化しているリミックスポイントの株主にとって、また市場のコンセンサスとしては過去の事例を元にもっと早く払い戻しが行われ最低限の信用回復に努めて欲し買ったのではないかと推測することが出来ますね

もちろん、リミックスポイントの仮想通貨関連ビジネスは多岐にわたりますが、最も市場に知れ渡った分かりやすいビジネスモデルでの欠陥となっているため、株価の回復にはさらに多くの時間を必要とする可能性が高いと個人的には考えています

では、これから具体的にリミックスポイントのチャートや機関投資家の動向などを併せて考えて、今後の株価推移の予想をしていきます

 

リミックスポイントの空売り状況は?

参照:https://karauri.net/3825/

こちらが仮想通貨の不正流出前後から現在にかけての機関投資家による空売り残高状況の変化になります

7月16日と言えばリミックスポイントがストップ安になった日ですが、モルガン・スタンレーMUFGは空売りしていた約53万株のうち約8万株ほどを買い戻していますが、18日に再び空売り残高量を増加させていますが、こちらに関してはチャートを見ると分かるのですが上値抵抗線にタッチしており一時的な反発上昇が天井を打ったからだと判断しての動きではないかと考えられます

ちなみに今回の不正流出を受けて複数回の動きが確認できたのはモルガン・スタンレーのみでしたが、リミックスポイントの最大の空売り機関であるゴールドマン・サックス証券(空売り数量:約130万株)とDeutsche Bank Aktiengesellschaftに関しては動きがなかったので様子見ということでしょうか

モルガン・スタンレーに関しては上の2社に続く3番手ということになりますが、このような莫大な量を空売り保有している機関投資家が買い戻しの動きに出たポイントを短期ないしは中期的な底値として判断するのが妥当であり信憑性も高いものになりますね

先日には500円を突破していたことからも今の株価水準は非常に割安であると考えることも分からなくはないですが、現段階では不正流出した仮想通貨の明確な払い戻し日時は発表されておらず、このような不透明な時期に中途半端な投資判断は避けたいところですね

参照:SBI証券

こちらは現在のリミックスポイントの信用データとなります

これまでの貯金もあり信用買残が大幅に上回っているのは確かですが、ここで最も注目全ては信用売残の増加幅になります

現在の信用売残は83900株となっていますが、これら全てがこの一週間で増加したものであり、これまでにいかにリミックスポイントへの期待が高かったのか、また現段階においてどれほど今後の不透明感が高まっているのかを確認することが出来ますね

参照:SBI証券

チャートの動きと出来高の関係性を見ると一目瞭然ではありますが、ストップ安となった翌日に大きく反発しているのが確認でき、この部分で信用買いが急増していると予測できますね

しかし、機関投資家の動きを分析しても分かるようにこの部分でモルガン・スタンレーが空売り残高を増やしていることに加えて他の機関投資家については買い戻しの動きは確認できません

実際に、大陽線の勢いは一瞬で終わり今では株価の緩やかな下落と出来高の明らかな減少により今後の不透明感はさらに強いものになりました

確かにこれまでの勢いが非常に強かったことから割安感は増しており、25日移動平均線からも約28%の下方乖離をしていることからもそろそろエントリーしても良いのでは?と考えてしまうかもしれないです

ただ、信用売りの急増や機関投資家の静かな様子を伺ってもさらに下値を試す可能性も高く、現在短期的には様子見という判断が最も冷静なのではないかという個人的な結論に至っています

 

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