仮想通貨の不正流出によりリミックスポイントの株価が大暴落!今後この影響はさらに継続する!?

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株式アクセスランキングTOP5は?

参照:https://info.finance.yahoo.co.jp/ranking/?kd=56&mk=1

こちらは7月12日の国内株式アクセスランキングTOP5になりますが、その中で1位になっているのはこれまでにも何度も記事にしてきた東証2部・リミックスポイントになります

リミックスポイントは仮想通貨関連株の中でも最も期待の出来る株式としてこれまでにも記事にしてきたのですが、今回アクセスが急増している原因は既に投資家の皆様は知っているかとは思いますがビットポイントジャパンからの仮想通貨不正流出が原因になっていることは確実ですね

ビットポイントジャパンの不正流出問題が与える影響とは?


2019 年7月 11 日夜、BPJ の仮想通貨取引システムにおいて、仮想通貨の送金に関するエラーが 検出され、調査の結果、BPJ の管理するホットウォレット[※1]に保管している仮想通貨の不正流出が判 明いたしました。BPJ では、仮想通貨の取引を円滑に実施するため、一部の仮想通貨をホットウォレットで管理し ております。今回の不正流出は、当該ホットウォレットからのものであり、コールドウォレット[※2]で 管理している仮想通貨ならびに法定通貨につきましては、流出は確認されておりません。今回の不正な流出の対象となった仮想通貨の数量、流出額については詳細を調査中でありますが、 流出額は概算で約 35 億円(うち、お客様からの預かり分約 25 億円、BPJ 保有分約 10 億円)(換算 レートは 2019 年7月 11 日 16 時時点の価格)と、現時点では見込んでおります。なお、詳細が判 明次第、速やかに公表いたします。なお、BPJ がホットウォレットで管理している仮想通貨は、ビットコイン、ビットコインキャッ シュ、イーサリアム、ライトコイン、リップルの5銘柄であります。

引用元:https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS08938/ff1684b4/ed36/426c/83c3/d15006c1f8a0/140120190712471249.pdf

以上に記載された内容が今回の詳細になりますが、ビットポイントジャパンの管理しているホットウォレットから約35億円相当の仮想通貨が不正流出したということになります

これを受けて、昨日はビットポイントジャパンを完全子会社化しているリミックスポイントの株価は大幅に下落し、さらにこの影響は短期的に継続する可能性が高いと考えています

なぜ影響が続くと考えているのかと言うと、その理由は「具体的な解決策が出されていないことによる先行き不透明感が強いから」です

このような状況下にあるだけでなく、リミックスポイントはストップ安水準まで下げているためこれまでリミックスポイントを仕込んでいた投資家からの狼狽売りが継続するリスクも高いですよね

もちろん、私個人の仮想通貨に対する考え方は一貫して変化はないので長期的に見れば上向くと考えていますが、このような想定外の事態は短期的には株価の下げ要因になってしまうことに変わりはありませんね

今後のリミックスポイントの株価に対する影響は?

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3825.T

こちらは現在のリミックスポイントの状況になりますが、前日終値の430円から値幅制限いっぱいの80円安となりストップ安となっています

 仮想通貨市場の全体の上げ相場と並行する形で400円台へと突入して安定した株価推移を見せていた矢先の出来事ですので今回大きなダメージを受けた投資家は少なくないと思われます

しかし、リミックスポイントに関してはこれまでにも何度も書いてきたように短期的な目線で投資をするべき銘柄ではなく、私がリミックスポイントの記事を書き始めた当初の株価は300円ほどでしたのでその水準に比べると今でも含み益を保てていることにはなりますが…

とはいえ、今後もこの影響は継続する可能性はありますし、300円を割り込むリスクもありますので一旦の損切りや買い増しをするべき相場ではあると考えています

また、実際に現時点でビッポポインントジャパン内で採られている措置については以下の通りになります

本日、6:30より送金(送付)、受金(預入)のサービスを停止させていただいておりましたが、10:30頃より取引及び送受金等を含む全サービスを停止させていただきます。
お客様には大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

引用元:https://trade.bitpoint.co.jp/bpj-web/login

現時点では全てのサービスが停止される旨のみが伝えられており、その後の具体的な対応策については発表されておりません

次の市場が開く前に具体的な対応措置に関する内容、および不正流出した仮想通貨についての補償措置などについて発表されることがあればさらなる暴落といったリスクは避けられるとは思いますが、それまでに何の対応策についても発表されることがなければさらなる下落リスクが伴うことになりますね

ネム(XEM)不正流出の時の対応はどのようなものであったか

今回の不正流出は初めてのことではなく、以前にはコインチェックから仮想通貨XEMが不正流出するという事件が発生しています

総額 : 5億2300万XEM 
保有者数 : 約26万人 
補償方法 : NEMの保有者全員に、日本円でコインチェックウォレットに返金いたします。 
算出方法 : NEMの取扱高が国内外含め最も多いテックビューロ株式会社の運営する仮想通貨取引所ZaifのXEM/JPY (NEM/JPY)を参考にし、出来高の加重平均を使って価格を算出いたします。算出期間は、CoincheckにおけるNEMの売買停止時から本リリース時までの加重平均の価格で、JPYにて返金いたします。 
算出期間  : 売買停止時(2018/01/26 12:09 日本時間)〜本リリース配信時(2018/01/27 23:00 日本時間) 
補償金額  : 88.549円×保有数 
補償時期等 : 補償時期や手続きの方法に関しましては、現在検討中です。なお、返金原資については自己資金より実施させていただきます。   

引用元:https://corporate.coincheck.com/2018/01/28/30.html

今回不正流出が認められた仮想通貨は複数ありましたが総額は35億円ほどであったのに対して、この時のネムの流出額は今回を遥かに上回る580億円でした

ただ、この2つの事件に関しては決定的に異なる点があり、それは不正流出後の対応の早さになります

XEM不正流出後、コインチェックは何と翌日には被害総額580億円に対しては自己資金を補償に充当することを発表しており、この時の対応の早さには投資家自身が一番驚いたのではないでしょうか

もちろん、その後のサービス再開については若干のタイムラグがあったとはいえ、まずは被害に遭った資金が返ってくることが大前提になりますよね

前例としてこのような迅速な対応があったからこそ、今回についても同様の対応が求められるのは当然でありこれが投資家心理・株価に与える影響は限りなく大きいものになると考えられますよね

専門用語解説

[※1]ホットウォレット

ホットウォレットとは、インターネットを通じて仮想通貨の操作を行うことができるタイプのウォレットを言います。インターネットに接続されているため、クラッカーなど不正アクセスの標的になることもありますが、取引所や決済・送金アプリなど、リアルタイムで送金を行う必要があるサービスでは、仮想通貨の利便性を損ねないため、多くの場合一部をホットウォレットとして運用しています。ホットウォレットのセキュリティ対策は事業者によってまちまちですが、通常コールドウォレットと併用して運用されることが多く、銀行口座と持ち歩く財布の違いのように、コールドウォレットで大半の仮想通貨を保管し、ホットウォレットにはごくわずかな割合だけを入れておく使い方をします。これは、利用者としても意識しておきたい重要な点だといえます。

引用元:https://bitbank.cc/glossary/hot-wallet

[※2]コールドウォレット

コールドウォレットとはインターネットと完全に切り離されたウォレットのことを指し、一般的にオフライン環境であってもスマートフォンやPCに秘密鍵を置いたものをコールドウォレットと呼ぶことはありません。コールドウォレットを利用することで、ユーザーはバックドアなどの不正アクセスによって仮想通貨が盗まれることがなくなります。コールドウォレットの種類としては、秘密鍵を紙に書き記した「ペーパーウォレット」、金属やコイン、または安全な専用デバイスなどで秘密鍵を管理する「ハードウェアウォレット」があります。コールドウォレットはインターネットに対して極めて安全な一方で、物理的に秘密鍵を保管しておく必要があることから、現実の窃盗や紛失に弱い面もあることは認識しておく必要があります。また、支払いなどには使いにくいことから、コールドウォレットはあくまでも保管目的で用いられ、日常の財布には別のウォレットを併用して利用することが多いです。

引用元:https://bitbank.cc/glossary/hot-wallet

以上の用語解説を見ると、安全性に関して言えばホットウォレットよりも断然コールドウォレットの方が高いことが分かりますね

実際、今回不正流出の被害に遭った仮想通貨は全てホットウォレットからのものであり、コールドウォレットからの不正流出は確認されていません

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コメント

  1. […] […]

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